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無力の王
高樹澪 柄沢次郎 倉淵雅也 西沢守 池田善彦 |
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夏。女子大生の榛子は森林公園のプールで、溺れた若い娘を介抱するバイトの監視員たちと出会った。チーフの元帥、パイと呼ばれる周など数人の青年たちだ。榛子のそばに、チーロという娘がやってきて、聞きもしないのに妊娠していると話す。元帥は仲間から堕し代をカキ集め、チーロに渡した。ウトウト眠っていた榛子を、「そろそろ閉める時間」とパイが起こした。
榛子はパイを誘って一流ホテルの豪華な食事をオゴッた。会話のハズむ二人は、次にバーに入った。酔ったパイは大声で榛子と寝たいと叫び、店を追い出されると、不良少年たちにさんざんいためつけられた。介抱する榛子に抱きつくパイ。そこへ、元帥のグループ十人がやって来て、二人は合流、行きつけのスナック「アロハ」に入った。そこへ、チーロから電話が入り、「今、クスリを飲んで死ぬところだ」と言う。元帥がチビを後ろに乗せてバイクで飛び出した。みんなも心当りを探しに出ていった。 しばらくして、キーボーがチーロをかかえて帰ってきた。クスリは吐いていた。その時、大きな衝撃音。表に出ると、タンクローリーに接触したバイクと、元帥とチビが死んでいた。昼間、あんなに元気だったのに。東の空が白み始めている。 |
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